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大事な大事なギルの目

命よりも大事なものなんて無いです。

そんなことは分かっている。

だけどギルを造る全ての細胞が私にとっては大事なのです。

眼科専門医から電話が来たのは土曜の朝。
かかりつけから届いたカルテを見て
すぐにでも診せて欲しいとのことでした。

横浜でSMAのイベントだった私は、一緒に観るはずだった友人にひたすら謝り
病院へ行きました。

検査をしてもらった後、院長先生から呼ばれました。

検査の結果、もう見えていないと言われました。
せっかく、手術に対応できる身体に戻りつつあっても
手術しても見える(治る)可能性はかなり低い、と。

状態を細かく説明してもらいました。
私は、ギルの目が治ってくれることがどれだけ厳しいことなのか
絶望でいっぱいになりました。

現状を理解した上で、今後の治療方針について説明されました。

内科処置を継続していくこと。
目薬4種類を点眼し続けながら定期的に病院に通って治していく。
ただし、現在ステロイドを服用しながら免疫の治療をしているので
内科処置で治る可能性は限りなく低い。

白目の部分からの移植
潰瘍部分に移植(?)するそうです。
もう、ココらへんは意識が朦朧としていました。
移植したところで治るわけではないんだろうと思います。
見栄え的な部分なのか・・・。

眼球摘出(義眼orそのまま皮膚を縫合)
眼球を摘出することで煩わしさから解放されます。

私は先生に問いました。
今のギルの身体の状況を含めてどれが一番最善ですか?と。

先生は迷いなく
眼球摘出を選ばれました。

眼球を摘出した場合、痛みや膿がたまったり眼圧が下がったり
もしかしたら併発するかもしれない緑内障を防ぐことが出来ます。
ギルちゃんの身体には一番楽だと思われる、と。

ただし、内科処置を続けて身体の状態がもっと万全になるまで待ってからの手術
もしくは奇跡に近い確立で治癒出来るかもしれないことに
かけてみてもいいかもしれない、と。

もしかしたら免疫治療が物凄く上手く行って
そしたら治癒できるかもしれない・・・
なら目を残せるかもしれない・・・。

でも内科治療の場合は
瞼を縫合すること、エリザベスカラー必須の生活が最大条件。
エリザベスカラーはゴールがあるからしていられるのです。
抜糸するまで、そう思えるからエリザベスをつけていられる。

今まで一度たりともエリザベスをした生活をしたことが無いギルに
まるで身体の一部のようにエリザベスを付け続けられるのか・・・。

それに先生のお話っぷりで、内科治療に期待が持てないことは
もう十分過ぎる位に分かりました。
むしろ、摘出手術をする為にしばらく内科治療をするようなものです。

それでも私は、目を取ることをすぐには決断出来ませんでした。

内科治療を選びました。

ギルの瞼は縫合されることになりました。
先生は身体の負担を考え、麻酔ナシでやりますと仰いました。
私は待合室に居ることが出来ませんでした。

初めての場所で知らない人だらけで一人ぼっちで
無麻酔で瞼を縫い付けられて
どれだけ辛かったか、痛かったか、心細かったか・・・。

なのに私はその場から逃げてしまいました。
外で泣いていました。
何の為の飼い主なんでしょうか。
何も決断出来ない、ギルの痛みを受け止めてやることも出来ない。

ギルの瞼は目じりから半分ちょっと縫われていました。
目頭は目やにを出したり、そこから目薬をさしたり、診察するために
開けてありました。

看護師さんがとても頑張ってくれましたと仰いました。
私は涙が出ました。

帰りは少し熱が出たようで、車内で口呼吸になってしまったので
コンビニに寄ってヨーグルトのアイスを与えたら少し楽になったようです。


エリザベスカラーはかなり長さがあり、これ以上は短く出来ないそうです。
普通に水を飲むことも出来ません。
家に帰って色々試して、何とか自力で飲めるようにしました。
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かかりつけ医と相談して酸素ハウスからも出た生活を送ることにしました。
念のためにまだもうしばらくは酸素ハウスは返却しませんが・・・。

エリザベスカラーを付けているときはこっちの水のみ場
無いときはいつもの水のみ場
とちゃんと理解しています。
カラーを付けている時はいつもの水のみ場には行きません。

カラーを外してまた付ける時も嫌がりません。
目薬は少し痛いみたいだけど頑張ってつけさせてくれます。

私が悲しまないように、気持ちを落ち込ませないように
ギルはとても明るく元気に振舞っています。
見える目でちゃんと私を見てくれます。

今日は一人で和室に行って寝ていました。
和室に居ても、シッコがしたくなったらちゃんとおトイレまで自分で行きます。

私はなるべく笑顔で過ごすようにしています。
普通にギルに話しかけ、おもちゃで遊んだり、あまり手を貸さないように
今までと変わらず接するように務めることにしました。

お風呂に入ると自然に涙が出てきます。
声を上げそうになったら、お湯に顔を漬けます。
シャワーを出しながら、シャンプーしながら
泣きます。

お風呂から出たら、また笑顔でギルと接します。

大変だろうけど・・・とみんなに心配してもらえますが
ギルが生きている。
だから大変ではないんです。

辛いこと、悲しいこと、後ろ向きになることはあっても
ダメな飼い主でも
大変ではないんです。

ギルが頑張ってるから、私も頑張れます。

代わってやりたい、本当にそう思いました。
でも人間は代わってやれないから、代わってやりたいと思うのですね。
目ん玉でも手足でも内臓でも何なら命そのものでも
ギルが元気になるなら持ってってもらって構わない。
本気で毎晩思いながら寝ていました。

だけど朝起きると五体満足で私は生きてるのです。
代わってやれないのです。

これからきっと辛い選択をしていかなければならない日が来るかもしれない。
でも私は1日でも長くギルと一緒に居たいだけなのです。

落ちるだけ落ちました。
後はもう上がるだけだ。
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★プロフィール

はろぎる

Author:はろぎる
神奈川県在住。ワンコ・カメラ・
グルメ・スピッツ・くるり好き♪
愛機はEOS7D&PEN Lite&
トイデジ、トイカメラ各種です
*画像:Megさん作です

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★ハロギルさん紹介

         
ハロ♀                 ギル♂
*2001年11月24日生まれ     *2002年4月27日生まれ
*ワガママお姫様           *天真爛漫 人、ワンコ大好き
*不審者には一応吠える番犬役  *コワイもの ハロ様

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